インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

七年級生。

台湾は西暦の他に“中華民國歴”を使っていて、ふつうは“民國○○年”と呼ぶ。これは一九一二年の中華民国成立を元年としているから、今年は民国九十三年。台湾人の発言はこの“民國”でなされることが多いので、日本語へ訳出するときは十一を足して西暦にするか、「民国八十年、すなわち一九九一年に……」などと訳す。
“七年級生(七年級)”は民国七十年代生まれ、という意味*1。“五年級”から“八年級”あたりまで、つまり現在の四十代から十代までのジェネレーションギャップなどを強調する物言いでよく使われる。
ちなみに“七年一班(七年一組)”といえば「民国七十一年(一九八二年)」生まれ。初対面同士がお互いに「おたくは六年四組? 私は三組だからひとつ下ひとつ上ですね」などと歳を確認しあったりしている。

*1:もちろん学校の「○年生」という言い方からきている。台湾は日本と同じ六・三・三だが、“初等中学(中学校)”の三年間を「七年生・八年生・九年生」と呼ぶこともあるよう。いずれにせよ、「○年生」と言うことで、同世代同士、一種同窓会的親近感をもたらしてくれる表現のようだ。