インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

昨日会議が白熱した原因は、台湾側が昨日のうちに政府機関に対して公式のレターを出そうとしており、その了解を大急ぎで日本側から取りつけようとしたことにあった。今日はそのレターの内容について追加説明を政府機関にしに行く、というので急遽日本側も呼ばれ、私もついて行って通訳。
もとより日本側はかやの外で、台湾人同士すごいスピードで話を進めていく。私はかいつまんでウィスパリングするのがやっと。
しかし今日対応に出てきた政府側のお役人さんは、この件の直接の担当ではなく、「いやぁ、私に持ってこられても職権もないしねぇ」とのれんに腕押し状態。結局、何の収穫も得られずに会議は終了。
本来企業と政府機関の公式のやりとりは全て“公文”と呼ばれるレターのやりとりなのだが、実はそれより事前・事後のこうした根回しが鍵だったりする。こうした根回しは、辞書にあるような“事前講明”などとナマっぽいことは言わず、「意思を通じ合う・コミュニケーションをはかる」というニュートラルな表現の“溝通”という。だが全く同じ発音で“勾通(ぐるになる・結託する)”という言葉もあり、本音はこれかも知れない(^^)。