インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

朝九時から翌早朝三時半まで、途中二回の食事休憩(四十五分ほど)を挟みつつ十八時間も逐次通訳をした。途中でデリバリーが極端に悪くなって投げ出したくなったが、周りの日本人ががんばって会議に参加しているのでやり通した。
これほど異常に長くなったのは台湾側のかなり理不尽な妨害(はじめに結論ありきで絶対に自説を曲げない、譲歩しない)にその大半の責任がある。お互いの信頼が全くない状態で、しかも大所高所に立った決定権がないものばかりで何十時間討論しても、結局何も結論は得られない。今回の会議もこれまで同様、非常に実りの少ない会議となった。こういう時、日本企業側の忍耐力には本当に頭が下がる。台湾側は途中で帰ってしまうものあり、寝てしまうものあり、明らかに礼を欠いていたと思う。翌朝(つまり今朝)の朝ミーティングでは、L専案(台湾人)がこうしたプラント側の態度について、かなりきつい調子で非難していた。台湾側が礼を欠いていたという批判はあながち私が日本人をひいきしての結果だとも言い切れないと思う。
結局帰宅したのが朝の四時。すぐにベッドに潜り込んだが、一時間半ほどで起床、シャワーを浴びて出勤。昨日の会議で訂正が山ほど入った資料の中訳をしなければならない。