インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

今日は夕食に凝ってみました。

QianChong2004-03-03

午後、台湾側台中プロジェクトのメンバーがT-105視察。以前こちらにいたLさんは事情がわかっているし、さばけた人だが、他のメンバーはいかにも役人然とした人たちだった。
夕食は烏賊の沖漬けのスパゲティ・鯛のマリネとレタスとパルメザンチーズのサラダ・オリーブとゆで卵とポテトのサラダ。
『Clara and the Bookwagon』(Nancy Similer Levinson/An I Can Read Book/1988)読了。二十世紀の初めにアメリカはメリーランドで始まった田舎を馬車で回る移動式図書館の話。アンは農家の娘で学校にも行けず、一日農作業に明け暮れている。でも教会で分厚い聖書の物語を見て、本へのあこがれを募らせる。街に出たとき、雑貨屋に貸本(無料。これも移動式図書館運動を始めた人たちのアイデアのよう)があり、借りて帰ろうとする。が、厳格な父親は「本など金持ちの有閑階級のものだ。百姓にはそんなものを読む時間はない」と言って、アンに本を借りさせない。その後、移動図書館の運動を始めたティットコーム女史がアンの村にやってきてた。アンは本の世界へついに飛び込める……かと思いきや、またも父親の強い反対が。しかしティットコーム女史の説得で、父親は自分も文字をほとんど読めないのでと、本に反対していた胸の内を明かし、ついにアンが本を読むことに同意する……というようなお話。ううむ、学齢期になっても学校に行けず、本すら読めないというのは確かに悲惨だ。簡単な英語ながら、なかなか深い内容を語っている。