フィンランド語
先日、仕事帰りに本屋さんへ立ち寄って新刊本をあれこれ立ち読みしていたら、真っ赤な表紙の目立つ本が平積みされているのに気づきました。書名は『40歳がくる!』で、アラフォーを迎える方のエッセイかな、自分も40歳を迎えたころは「不惑」と言いつつあれ…
フィンランド南西部、セイナヨキ(Seinäjoki*1)の北にラプア(Lapua)という小さな街があります。この街に拠点を置くテキスタイルブランド「ラプアンカンクリ(Lapuankankurit:ラプアの紡ぎ手たち)」は、シンプルかつデザイン性の高い製品で知られていま…
「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」とは、言わずと知れたマンガ『SLAM DUNK』に出てくる安西先生のセリフです。このセリフはひとりバスケに留まらず、およそ人生のあらゆる場面に敷衍できるからこそ名言となっているわけで、とうぜん語学もその例に漏…
済東鉄腸氏の『千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話』を読みました。長い長いこの書名がほとんどこの本の内容を表してしまっているのですが、最初は誰でも「どゆこと?」と思うかもし…
先日、通勤電車でDuolingoを開いたら、連続学習が7年目に入ったという通知が来ました。連続学習といっても、最初の頃は「連続フリーズ」を何回か使ったことがあるので、厳密には7年に満たないと思います。それでもこうやって習慣化すれば長く続けられるん…
ここのところずっと、Yle(フィンランド国営放送)の Uutiset selkosuomeksi(やさしいフィンランド語ニュース)を聞いてディクテーションし、語形変化を確認するというのをささやかな日課にしています。「ささやかな」というのは1日にたった1本のニュース…
Yle(フィンランド国営放送)の Uutiset selkosuomeksi(やさしいフィンランド語ニュース)を聞いていたら、ニュースのトップに Euroviisujen finaali(ユーロビジョン・ソング・コンテストの決勝戦)という話題が出てきました。「ユーロビジョン」はヨーロ…
先日、オンライン英会話でその日のレッスン(最近はずっと新聞記事をもとにディスカッションしています)に入る前に講師の先生とちょっと雑談していて、私が趣味と「ボケ防止」を兼ねて複数の外語を学んでいるという話になりました。それで私が「フィンラン…
東京メトロの駅で新しいフリーペーパーの広告を見かけました。ウェブサイトと連携して、東京をさまざまな角度から紹介するという企画なんだそうです。私が興味を惹かれたのはそのタイトルです。『Alku Tokyo(アルク トーキョー)』。ニュースリリースにはこ…
新学期を迎えてここのところ仕事が忙しく、ふだん「語学は倦まず弛まず続けるべき」などと言っておきながら、趣味で学んでいるフィンランド語はやや倦みかつ弛みかけていました。これではいけないので、しばらくお休みしていたYle(フィンランド公共放送)の…
フィンランド語の練習のためだけに使っているTwitter、たまたま開いたタイムラインにこんな写真がありました。電車内で撮影されたものだと思いますが、私はご本人よりも、ごめんなさい、その後ろの壁に貼ってある“Shhh…(しーっ)”と書かれたプレートに目が…
東京は桜がほぼ満開になりました。なのに朝から雨が降っています。明日以降も天気はぐずつく様子。もう少し晴れの日が続いてほしかったですけど、こればかりは仕方がありません。新学期が始まる直前のこの時期に有給休暇を消化する方が多いので、今日は職場…
フィンランド語のオンライン教室でリスニングの課題をやっていたら、他はよく分かるのに一箇所だけまったく聞き取れない部分がありました。よくよく聞いてみると、相手の星座を尋ねているのでした。“horoskooppimerkki(ホロスコーッピメルッキ:星座)”とい…
フィンランドのファッションブランド「マリメッコ」のデザイナーとして知られるマイヤ・イソラ氏のドキュメンタリー映画を見ました。3月から公開されるこの映画、私の職場の母体がファッション系の学校で、そこの企画イベントで試写会が行われていたので参…
フィンランドの公共放送(国営放送)Yleには“Uutiset selkosuomeksi(やさしいフィンランド語ニュース)”というウェブサイトがあって、ゆっくりとした語速と平易な言葉遣いでテレビとラジオのニュースを視聴することができます。本来はおそらく移民の方向け…
フィンランド語のオンライン教室で、《Noitalikka》という絵本を読み始めました。魔法使いのお話だそうです。毎回ほんの少ししか進まないので、どうせなら年末年始の休みの間に少し先まで読んでみたいなと思って、その絵本を手に入れられないかとネットで検…
フィンランド語のオンライン授業、今年の予定はすべて終わりました。冬休みの課題として先生から「動詞の変化」を総復習しておくようにと言われました。そこで、授業で先生がデモンストレーションしてくださったやり方をベースに、ネット辞書の変化表を網羅…
以前、フィンランドの森の中をひとりでハイキングしたことがあります。観光客向けに整備された木道や山道を歩くだけの、いたって気楽なハイキングでしたが、人の少なさもあいまって、その圧倒的な森林の魅力を楽しみました。qianchong.hatenablog.com森と湖…
フィンランド語の教室は、ここのところ先生の指示で語形変化や文法の再確認が続いています。先日確認したのは「分格」の作り方です。先生によれば、フィンランド語の文型はつまるところ以下の四つに分類されます。 ① A olla B(AはBである)の文 ② 所有文・…
存じ上げない作家さんでした。Amazonで検索していて偶然見つけたマンガ『ホテル・メッツァペウラへようこそ』。メッツァ(metsä)がフィンランド語で「森」なので、これはフィンランドが舞台なのかなと興味を持ったわけですが、果たしてフィンランド北部のラ…
『ヘルシンキ 生活の練習』を読んでいたら、筆者である朴沙羅氏の、同僚である台湾人のお連れ合い(スウェーデン系フィンランド人)が言ったという、こんな言葉が紹介されていました。「悪い天気などない。不適切な服装があるだけだ」。フィンランドでは子ど…
語学の、特に聞いて話す能力、まあ会話力と言ってもいいですけど、それを向上させるためには、その言語の母語話者の「恋人を作る」といい、などという説が世上流布されていますよね。私も留学しているときによく聞かされました。フィンランド語の以前の教科…
カニカマが大好きで、手軽なタンパク源としてよく買っています。「最高級カニカマ」との位置づけでスーパーの練り物コーナーではなく鮮魚コーナーに置かれているスギヨの「香り箱」も好きですし、カネテツの「ほぼカニ」と「ほぼタラバガニ」も食卓の常連で…
週一回通っている(現在はオンライン)フィンランド語の教室、最初は8人ほどいた生徒さんも徐々に減ってしまい、現在は3人だけになってしまいました。私はこのクラスに途中から参加したのですが、それは前に通っていたクラスが私一人になってしまって最少…
今朝の東京新聞に、こんな記事が載っていました。『カンタンBESTスロトレ&ストレッチ』と題した連載コラムです。姿勢の改善と腰痛予防に効果があるというこの運動、実は私もパーソナルトレーニングで教わってから毎日やっているのですが「キャット&ドッグ…
ネットニュースを検索していたら、ビル・ゲイツ氏が目黒寄生虫館を訪れたという話がTwitterのリンクとともに載っていました。I’m at my happiest when I’m learning – no matter how gross the subject matter. Today, I experienced the Meguro Parasitolog…
滝浦真人氏の『日本語は親しさを伝えられるか』という本を読んでいて、ヨーロッパの言語によく見られる、二人称単数代名詞の親称と敬称について書かれた一節に興味をひかれました。 日本語は親しさを伝えられるか二人称単数代名詞というのはつまり「あなた」…
ほそぼそと続けているフィンランド語の学習、教室の先生からは教科書のテキストを最後の章から順にすべて暗記するという課題が出され、ここのところずっと取り組んできました。qianchong.hatenablog.comそれがだいたい定着したところで、こんどは先生からテ…
フィンランドのサンナ・マリン首相に関するニュースが、かの地から遠く離れた日本でも続けざまに報道されていました。珍しいなと思いながら新聞やテレビニュースに接していたものの、私が外野の人間だからか、いまひとつよく分からない騒がれ方だなという印…
Duolingoでフィンランド語を学んでいて、“Five wild owls are saying hoot.”を“Viisi villiä pöllöä sanovat huhuu.”と訳したら、「間違い!」と言われました。正しくは“Viisi villiä pöllöä sanoo huhuu.”、つまり、動詞は私が使った三人称複数形の“sanovat…