インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

たべもの

バターコーヒー

以前とある講座に参加した際、講師の先生が数年前にヒットした一冊の本を紹介されていました。 シリコンバレー式 自分を変える最強の食事140キロ近い肥満状態から一念発起して食生活を根本から見直し、自らの身体を実験台にして様々な食材や食事を試した結果…

バビブベボナさん

異色のお菓子レシピ本です。著者である樋口正樹氏の愛猫で、フランス語の「ボナペティ(よい食欲を→召し上がれ)」から名づけられた「ボナさん」。そのお友達という設定で、「バビブベボ」から始まる名前のお菓子が次々に登場し、ボナさんと戯れ、その「交友…

「いきなり!ステーキ」の独特な位置づけ

ニューヨークに進出した「いきなり!ステーキ」が苦戦というこちらの記事、とても興味深かったです。finders.meアメリカという国は多種多様な民族・宗教・文化の集まりですから、食文化も一様には語れないのでしょうけど、多くのアメリカ人にとって牛肉が特…

小確幸につながる炊事の「ころあい」

若者の「袋麺離れ」が顕著……という記事を読みました。blogos.comインスタント麺のうち、カップ麺は売り上げを伸ばしているのに対し、袋麺は「麺を茹でたり鍋や器を用意したりと調理に時間と手間がかか」ることに「特に若い人たちは不便さを感じて」おり、各…

牡蠣フライの思い出

先週この記事を拝見して、週末は絶対に牡蠣フライを揚げよう! と思いました。www.asahi.comスーパーに行くと牡蠣は「加熱用」と「生食用」の二つが売られていて、かつて私は、鮮度がいい方が「生食用」だと思って、いつもこちらで牡蠣フライを作っていたの…

太るための“吃得精”

朝一番の授業は9:10に始まるんですが、留学生のみなさんはたいがいぎりぎりまで朝食を食べています。特にアジア圏の留学生のみなさんは、お国でも手軽な外食文化が発達していて自宅で朝食をとることが少ないからか、ほとんどの人がコンビニやファストフード…

理屈だけではない何か

食材にこだわって盛り付けにもこだわって、とっても「凝りまくり」なんだけど、あまりおいしくない料理ってありますよね。昨年だったか、『マツコの知らない世界』の「たらこパスタ」がテーマだった回で、最高級たらこをはじめ、最高級パスタ、最高級のり、…

あと20年しかない

最近「あと20年しかない」とよく思います。自分の人生があと20年しか残っていないという意味です。知人や友人にそう言うと、「年明け早々、ネガティブなことを……」とか「言霊ってこともあるから、よしてよ」などとたしなめられるのですが、いえ、これはネガ…

ごくごくシンプルな「ワインの選びかた」

年末に都内某所のビストロで忘年会をやったのですが、「ワイン、分からないから選んで~」と言われました。注文した料理を念頭にワインリストを見ながら選ぶ、あるいは「宅飲み」用に選ぶのは楽しいものですが、ワインの知識がないと戸惑っちゃいますよね。…

しまじまの旅 たびたびの旅 85 ……旦過市場

北九州市は小倉北区の「旦過(たんが)市場」に行ってきました。ふだん人混みは苦手だといいながら、こういう古くからの市場を見て回るのは国内外を問わず大好きです。 魚介類が新鮮です。年末で、マグロとブリとフグばかりが目立つ印象ですが。間口が1.5mく…

しまじまの旅 たびたびの旅 84 ……門司港の天麩羅屋さんと焼き芋屋さん

帰省するときはいつもスターフライヤーを使っているのですが、この十月から北九州・台湾間へ就航したのを記念してか、機内のビデオ放送で北九州観光の特別番組をやっていました。歌手のジュディ・オング(翁倩玉)氏が案内する、中文字幕つきの門司港近辺ガ…

しまじまの旅 たびたびの旅 83 ……薄味のとんこつに癒やされる

年末の帰省ということで、北九州市にやってきました。帰省でいちばん楽しみなのは家族に会うこともさることながら、本場のとんこつラーメンを食べることです。今回も北九州空港から実家に向かう途中で、もうお目当ての一軒に寄ってしまいました。帰省して食…

干し鱈とジャガイモのグラタン

Amazonで「干し鱈」を買いました。開いた鱈を塩漬けにして乾燥させたもので、韓国料理で使われる「プゴ」(でしたっけ?)とかポルトガル料理で使われる「バカリャウ」などが有名ですが、日本でも作られているんですね。こちらは北海道産で、半生っぽい感じ…

おいしいプロテインをさがして

ジムに通い出してから、筋トレのあとにプロテインを飲むようになりました。ジムで100円出すと、トレーナーさんがシェーカーで作ってくれるのです。ずいぶん昔にもジムに通っていた頃があって、その頃にもプロテインを飲んでいたのですが、当時はプロテインっ…

チョップドサラダ

先日の夜八時半頃、トレーニングの帰りに何やら怪しげなお店の前を通りかかりました。 https://www.crisp.co.jp/飲食店みたいですけど、かなり無機質な空間。表にあった小さな立て看板によると、サラダのみを作って販売しているお店のようです。うちでは私が…

微熱山丘のりんごケーキ

いつもトレーニングに通っているジムへ行く途中に、材木をまるでかぎ針編みのように組み合わせたような奇妙な外観の建物があります。外国から見えた建築ファンと思しき方々がよく写真を撮っているこの建物、台湾の“鳳梨酥(パイナップルケーキ)”で有名な「…

酸菜我愛你

昨年辺りから学校の裏手に登場したお弁当屋さん、電気店みたいな外観が不思議ですけど、売られているお弁当はかなり“地道(本場っぽい)”な味で、お昼休みには華人留学生が殺到しています。[’’]華人留学生から、学校の裏手にすごい「お弁当屋台」が出現との…

健康じゃないと死ぬ

仕事のある日は昼食を食べず、一日二食にしてずいぶん経ちました。十年ほど前から、昼食を食べると夕方まで「膨満感」が続き、身体がだるくて重くて仕事に差し支えるほどになり、思い切って昼食を抜いてみたところ、非常に爽快だったのでいまに至っています…

『東京カレンダー』の妄想物語が興味深い

ここ十年ほど、同じ美容室で髪を切ってもらっています。「いっちょまえ」に美容室(しかも表参道!)に通っているのは、単にいつもお願いしているスタッフさんがすごく上手で、なおかつ何の説明もせずに切ってもらえるからラク、という理由なんですけど、お…

お店のご主人の「指導」がやるせない

先日、私の誕生日祝いということで、細君と二人で地元のお寿司屋さんに行きました。銀座とか青山とか、そういうところのお寿司屋さんではないので気さくな雰囲気ですが、それでもお値段は我々にとってはなかなかにインパクトがある、まあどちらかと言えば高…

ステーキは「強火で何度も裏返せ」?

牛肉をただ焼いたの(つまりステーキですが)って、おいしいですよね。お高いからめったに食べませんが、スーパーで時折「三割引きセール」みたいなのをやっていて、その時は「タリアータ」を作るために思い切って買ってきます。普段スーパーでは、オジサン…

ポルトガルのワイン飲み比べ

ポルトガルのワインと料理を楽しみながら、彼の地の食文化を知るという集いに参加してきました。編集者・ライターで「ポルトガル食堂」を主宰されている馬田草織氏とIDÉE SHOP共催のイベントです。イベリア半島の西側、南北に細長く伸びる国土のポルトガルは…

思いがけずかなった墓参

今年の二月に、こんなエントリを書きました。昔とてもお世話になった、今は亡き画家ご夫婦の思い出です。qianchong.hatenablog.com「先生の墓所も知らない私のささやかな夢は、いつかアッシジに行ってこの風景を探し出し、そこで受験時の『背叛』をおわびし…

しまじまの旅 たびたびの旅 82 ……たこ焼きとカンテ・グランデ

子供の頃と浪人生時代に住んでいた大阪には、思い出の場所がたくさんあります。まずはたこ焼きの「うまい屋」さん。天神橋筋の商店街にあるこのお店は、いたって庶民的なたこ焼き(+夏にはかき氷なども)屋さん。ここも「自由軒」同様、たこ焼きをつまみに…

しまじまの旅 たびたびの旅 81 ……京都の春巻と大阪のカレー

小学生の頃、京都市と大阪市のちょうど中間あたりにある枚方(ひらかた)市に住んでいました。家族で出かけることが大好きだった両親は京都・大阪・奈良の様々な場所に連れて行ってくれたのですが、子供だったせいか、神社仏閣はさておき、あちこちで食べた…

しまじまの旅 たびたびの旅 80 ……夏の終わりの京都

所用で関西地方に行くことになり、せっかくなので京都で一泊してみました。仕事以外で京都に来るのは、十数年ぶりです。夏の終わりの京都は、ある意味「季節はずれ」にあたるらしく、観光客は比較的少ないそう。それでも有名な観光地にはやはり大勢の方が。…

節酒を続けていられる理由

今年の夏はあれこれの用事も含めて都合三週間も台湾に滞在していたのですが、最初と最後の日を除いて三週間ほとんどお酒を飲みませんでした。根っからのお酒好きで、以前はほぼ毎日晩酌を欠かさず、ひと晩にワインを二本以上空けても(それも一人で!)平気…

高級瓶詰めウニを炒める

山口県産の、とても上等な瓶入りの塩ウニを頂きました。小さな瓶ひとつで数千円もする高級品です。ウニは大好きなのでとっても嬉しいんですけど……正直言いまして、あのエチルアルコールの香りが少々苦手です。封を開けて一口食べてみたんですけど「やっぱり…

しまじまの旅 たびたびの旅 79 ……おみやげ用の牛軋糖(ヌガー)二選

台湾のおみやげといえば「鳳梨酥(パイナップルケーキ)」が有名ですが、昨今は東京にも微熱山丘のお店があって、しかも東京限定の薄くアイシングがかかった「りんごケーキ」のがことのほか美味で人気があったりして、わざわざ鳳梨酥を台湾から買って帰るの…

しまじまの旅 たびたびの旅 78 ……ソウルフードとしての排骨飯

奉職している専門学校には台湾の留学生が大勢いて、昨年の卒業生から「センセ、今度台北に行くことがあったらぜひここに」とお勧めされていたお店がありました。それがこちら、総統府や中山堂にもほど近い「東一排骨」です。排骨というのは、日本では「パー…