インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

ことば

Macでの「テープ起こし」環境・その後

語学学習でも教材作りでも、日々一番利用する頻度の高いのは「テープ起こし」ソフトです。テープ起こしと言っても今は全部デジタルですからホントは「ディクテーションソフト」とでも言うべきですけどね。 Windows環境なら、「Okoshiyasu2」という最強最良の…

春節聯歓晩会の“小品”

留学生と一緒に、今年のCCTV春節聯歓晩会で上演された“小品(寸劇)”を見ました。旧暦の大晦日に生放送され、全世界の華人が十億の単位で見るという同番組。同僚の中国人講師に言わせると「年々面白くなくなってきてる。ここ数年はほとんど見てない」という…

分分鐘

“實況聽力”の授業で、中国の作家・韓寒が香港ブックフェアに参加したときのインタビュー映像を使ってみました。数年前の映像で内容はタイムリーじゃないんですけど、録音状態がよくて聞きやすいし、韓寒節がよく出ていて面白いので。字幕がついていますが、…

ちょっとちょっと、大丈夫かいな

日経ビジネスオンラインの記事が面白くて、毎日メールでダイジェストが配信されるたび、ご本家のサイトに行って読んでいます。ホントはさらにご本家の雑誌を買ってあげればいいんだけどね。 で、今日は『日経ビジネス』編集長の巻頭言がメールに載っていたの…

音声ファイルに絵をつける

音声ファイルを自由に遠隔操作できるようになったら、せっかくパワポファイルなんですから絵や写真も載せたいです。日本人学習者はおおむね中国語の文字(漢字)を読むことは得意ですが音に弱い、というより、漢字にすればすぐにわかるけれど音だけだとなか…

音声ファイルの遠隔操作

前エントリでご紹介した、音声教材を一文やワンフレーズずつに区切ったものを使うと、例えばクラスで“聴写(ディクテーション)”をさせるときなどに便利です。iPodのようなポータブルデバイスでもいいしノートパソコンでもいいですが、それをスピーカーにつ…

音声ファイルの編集

授業で色々な音声ファイル(主にmp3)を使うんですけど、使い勝手が悪くありません? 中国語だけ聴かせたいのに日本語訳が入ってるとか、「第1課、あいさつ」などとタイトルコールが入ってるとか、たくさんの例文が一つのトラックに入ってるとか、このトラッ…

中国語を学ぶ人のためのアドバイス

年が改まって、この一月から、もしくは四月の新学期から中国語を学び始める方もいらっしゃると思います。以下は、私が入門クラスの開講日にいつもお配りするささやかなアドバイス。日仏学院の入門クラステキストに載っていたアドバイスに触発されて作ったも…

樹挪死,人挪活。

中国人の同僚から“樹挪死,人挪活。”と書かれたメールをもらいました。“挪(nuo2)”は「移す」とか「動かす」という意味ですから、樹は環境を変えると枯れちゃうけど、人は環境を変えることで活きるということですかね。私がいまの職場を去ると知って贈ってく…

「型」を身につける

シノドス・ジャーナルに興味深い記事が載っていました。『思考の「型」を身につけよう 人生の最適解を導くヒント』という本の序文を転載したものだそうですが、学校(特に高等学校以降の教育)で何を教えるかについて、以下のように書かれています。 私は経…

中国語でしゃべらナイト。

昨晩何気なく見たNHKの『英語でしゃべらナイト』では、以前番組に登場したビジネスマンのみなさんが英語での交渉術を実践で学ぶという企画をやっていました。 http://www.nhk.or.jp/night/archives.html#lnkthisweek 日常的に英語を使ってお仕事をされている…

翻訳川柳

ツイッターで昨日始まった「翻訳川柳」。私もおもしろ半分で参加していたのですが、かなりの盛り上がりを見せました。トゥギャッターにもまとめられています。 http://togetter.com/li/60921 最初は「翻訳」川柳ということで、私も「通訳」ネタは控えていた…

駐日大使の日本語

先日OJTへ行ってきた生徒に「どうだった?」と感想を聞くと、「程永華さんの日本語がハンパじゃなかった」との答えでした。程永華氏は、現任の中華人民共和国駐日本特命全権大使です。 生徒いわく、「敬語などをキッチリ使いこなしているのもさることながら…

絵を見て話す

ココネのようにフラッシュを駆使した映像にはとてもおよびませんが、授業ではよくイラストや写真を使っています。眼にしたものをそのまま中国語で言う、という練習です。 日本人の中国語学習者はとかく文字に頼りがちで、文字さえ見ることができてそれを音読…

ココネ

ここ数年、さまざまな語学学習ポータルが登場していますが、この「ココネ(cocone)」というウェブサイトはなかなかおもしろいです。 http://www.cocone.jp/ ゲームで学ぶという部分はちょっと遊びの要素が強すぎて、語学トレーニングとしてはものたりない感じ…

「日本80後的中国観察家」

昨晩のWBS(ワールドビジネスサテライト)に加藤嘉一さんが出演していました。加藤さんは現在26歳。北京大学の大学院を卒業後、中国のメディアでコメンテーターや解説員をつとめ、日中関係に関する書籍も出版されています。もちろん流暢な中国語で。 初めて…

やたら詳しい

中国人留学生の授業で、このはとバスの話をしたところ、意外なところに食いついてきました。 実は今回ではなく前回のはとバスツアーに参加したときは、歌舞伎町の「ニューハーフショー」がコースに入っていたんです。まあ観光客向けですからそれほど「コア」…

Google日本語入力

Googleが日本語入力システムを開発、ということで、早速使ってみました。 http://www.google.com/intl/ja/ime/ 単語の辞書は、Webから機械的・自動的に生成することで、新語、専門用語、芸能人の名前などを網羅的に収録。 http://internet.watch.impress.co.…

kowtow

世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長来日で、中国が日本に抗議……というニュースをネットで読んでいたら、以下の記事がリンクされていました。 英紙がインド鼓舞、「ラビア主席にビザを、中国にひれ伏すな」 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=20…

空耳

たった今知ったんですけど、GreeeeNの「キセキ」で…… 太陽に沿って歩いて/永久の愛を形にして/いつまでもきみの横で笑っていたくて という部分がありますが、「太陽に沿って歩いて」じゃなくて「二人寄り添って歩いて」なんだとか!? そう言われてみれば、…

夢中けって

今度は日本人学生の通訳クラス。 「○○さんは夢中けって働いています」と訳出した学生がいて、クラスのほとんどが「???」という表情をしたのですが、ひとりだけ「『夢中かえって』ですよね」と応じていました。 「夢中けって/かえって」? 調べてみると、…

まるで日本人学習者のような

中国人留学生の通訳クラス。 きみは本当に友達がいがあるよね。 ……という発言に対して、“有朋友价值”だの“值得交朋友”だのという生硬な訳が続出。 私が「“够朋友”でいいんじゃないかな」と言うと、全員「あああっ!」と我に返ってました。 ちょっとちょっと…

動詞を先に言わなきゃ

中国人留学生と初級通訳訓練をしているのですが、日本語と中国語を行ったり来たりしているうちに、中国人でも中国語の語順が怪しくなることがあります。 今日も一人の生徒が…… これからも機会があればこんな有意義な討論会を開きましょう。 ……という音声を“…

転校

フランス語学習、細々と続けています。 週に一回のレッスンに一月あまり通ってみましたが、先生の授業があまりにおざなりなので学校を変えました。体験レッスンのときには手応えがあったのですが、いささか羊頭狗肉の感がありましたね。 自分も教える仕事を…

ロゼッタストーン

語学学習ソフト「ロゼッタストーン」の中国語版、ウェブサイトには以下のような「中国語(北京語)の豆知識」が載っています。 中国語は文字の間にスペースを入れずに書きます。 そうですね。漢字がずらずらっと並んでいて、句読点などの記号以外は切れ目が…

小さな勘違い

デパートのエレベーターに乗っていたら、ベビーカーを押した若い夫婦が乗ってきたんですね。 で、エレベーターは「展望」タイプだったので、駅前の雑踏が見えてまして、偶然政権交代を狙う某政党の党首が演説していたんです。 そしたら、お父さんが大声で「…

私だけかしら

最近よく見かける明治安田生命のCM「明日のミカタ篇」がなぜか気になります。 http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/event/cm_adviser02/ 何が気になるんだろうと思ったら、「明治安田生命」の発音でした。 江角マキコさんも戸田恵子さんも相武紗季さんも「…

中国人と話す時にひるまないための八つのヒント

1.「あ゙ぁん!?」と言われてもひるまない 中国人に話しかけると、よく「あ゙ぁん!?」という反応が返ってきます。「あ」ではなく濁点のついた「あ゙」です。これでナイーブな日本人は意気消沈しちゃいますが、ここでひるんじゃいけません。この「あ゙ぁん!?」は…

堂々と話せばいいのに

留学に来ている日本人の生徒諸君を見ていると、せっかく中国語の海に飛び込んだというのにあまり中国語で話そうとしないように見受けられます。これはもったいない。 諸外国の中でも日本の学生はとりわけおとなしい、というのは中国人教師に共通する感想でし…

哇塞與我操

中国で、大学生の会話を聞くともなく聞いているうち、“哇塞”をよく耳にするのに気づきました。もともとは台湾の方言だったはずですが、芸能人が使っているのをメディアで聞いて、ここ北京にまで北上してきたんでしょうかね。 十年前の北京ではまず聞かれなか…