インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

くらし

人圧とダッシュおじさんについて

これはたぶん年齢のせいだと思うんですけど、ここ数年、人の多い場所に行くだけで気分が悪くなるようになりました。何というか、人の圧力みたいなものを感じるようになったのです。とりあえず「人圧」とでも呼んでおくことにします。まず通勤時の満員電車。…

「正しければ伝わる」わけではないです

先日の東京新聞朝刊特報欄に「世代を超えた社会運動は可能か?」という、とても考えさせられる記事が載っていました。 立命館大准教授の富永京子氏が若者への取材を通じて指摘する、大人(あるいは年長世代)と若者の政治や社会問題に対するスタンスの違い。…

戦略的皿洗いのすすめ

先日京王線の電車に乗っていて、こんなのを見つけました。食器用洗剤「Magica(マジカ)」の車内広告です。magica.lion.co.jp 動画もアップされていましたよ。youtu.be 夫、史上初のセリフ「おっ、オレお皿洗おうか?」 妻、3年ぶりのセリフ「あ、ありがと…

よしながふみ氏の秀逸な作話術と杉田水脈氏の幼稚な妄言について

前巻の発売から約十ヶ月ほど、よしながふみ氏のマンガ『きのう何食べた?』の最新第14巻を読みました。 きのう何食べた?(14)このマンガの秀逸なところを挙げれば切りがないのですが、そのひとつは筧史朗(弁護士)と矢吹賢二(美容師)というゲイのカップ…

義父と暮らせば:番外篇——家を処分する

昨年亡くなったお義父さんが晩年一人で住んでいた家。細君が幼い頃にお義父さんが購入したそうです。でも千葉県は柏市のかなり不便な場所にあり、私たち夫婦にとっては利用する術もなく、かといってそのまま放置しておくわけにもいきません。そこで不動産鑑…

心と身体に効く筋トレ

昨日「cakes」で読んだこちらの記事。cakes.mu移動中の電車の中で、スマホで読んでいたのですが、「同感!」の部分が多すぎて、思わず降りる駅を乗り過ごすほどでした。「ビジネスパーソンが最高のパフォーマンスを実現する」という惹句に、また「意識高い系…

一条、二更、三感。

ふだんネットで通訳訓練用の教材を探していて、よくお世話になっているYouTubeのチャンネルが二つあります。中国の「一条」と「二更」というサイトのチャンネルです。一、二と数字が続いていますが、特に関係があるわけではないみたい。でもそのおしゃれでス…

豆乳とソイミートで大鍋いっぱいにラザニアを作る

この猛暑続きの中、ちょっと何を言ってるんだか分からないと思われるかもしれませんが、ラザニアが大好きです。でも、チーズにホワイトソースにミートソース……と中高年にはちょっと重たすぎる。というわけで、ホワイトソースを豆乳ベースで作ります。小麦粉…

『七里香』を紹介したテレビ番組に対する違和感

Twitterのタイムラインで、こんなツイートに接しました。中国 サンマが大ブーム 火付け役は中国の"フクヤマ"#しゅうけつりん#ジェイチョウ#周杰倫#七里香 #台湾#秋刀魚 #モーニングショー #テレ朝 pic.twitter.com/7D2LB5RbMo— Kumi (@tokyohongkong) 2018年…

消えていく句読点と新しい文体

スマホやパソコンの既読メールを整理していてふと思ったんですけど、華人の中国語メール、特にショートメールやLINEのトークでは、みなさん句読点などの記号(標點符號)をほとんど使わないんですね。面白いです。私は「ガイジン」だから中国語を書く=作文…

カルト宗教信じてました。

たもさん氏のマンガ『カルト宗教信じてました。』を読みました。「エホバの証人」に翻弄された日々と、カルト宗教から決別するまでのいきさつ、その後の気持ちを描いた「体験系マンガ」。ネットで見つけてすぐにKindleで読みましたが、私も小学生の頃から母…

巧妙な皮肉と機械翻訳

Twitterのタイムラインで見つけたこちらのアカウント、なかなか皮肉が効いていて面白いです。当アカウントはウナギの絶滅に向けて、販売推進を行ってくださる企業様を応援しております。ウナギを絶滅させるにはこうした企業様がなんら絶滅の心配がないかのよ…

外食の味が濃すぎてつらい

最近はお昼ご飯を食べずに一日二食なのですが、今日は何となく気が向いて久しぶりに「丸亀製麺」に寄りました。季節限定の「香味野菜と蒸し鶏のつけ汁うどん」というのがあったので食べたのですが……う〜ん、美味しいけれど、全体的に味がしょっぱい。いえ、…

憧れども未だ馴染めぬ体育会系

先日、Twitterのタイムラインにこんなツイートが流れてきました。ジムのランニングとか筋トレって競争の要素ないし、怖い体育の先生もいないし、本当いいですよねえ。/ジムに通い始めたら、できなくても罵倒されたり晒されたりせずただ褒められてする運動が…

「♪You wanna 酔わないウメッシュ」の砂糖の量はコーラなみでした

平日にほぼお酒を飲まなくなってから半年ほど。血圧はまだ「平常値」より若干高いですが、これでもかなり落ち着いてきました。いろいろ検証してみましたが、私の場合はやはり飲酒が血圧を押し上げる一番の原因のようです。今でも夕飯時に何か飲みたくなる衝…

2020年の「アレ」に対する危機感

先日、ノンフィクション作家・安田峰俊氏のこの記事がTwitterのタイムラインに流れてきました。bunshun.jpわははは、同感です。でも日本代表が決勝リーグに進んだということで、新聞やテレビなどマスメディアではさらに大々的に報道が流れてきていますから、…

ちっともビジュアルでない料理本に惹かれる

料理本が好きで、書店に立ち寄るといつもあれこれ眺めてまわっています。実際に購入することは少ないのですが(すみません)、それでもさっき本棚にある料理本を数えてみたらおよそ五十冊ほどありました。これでもずいぶん断捨離して手放したのですが……。料…

しまじまの旅 たびたびの旅 番外篇 ……ヘラヘラ・マガジン

美術を学んでいた学生時代、大きく影響を受けた本があります。岩田健三郎氏の『ヘラヘラ・マガジン』です。どこで買ったのかも覚えていませんが、偶然手にしたその本にはとても衝撃を受けました。なにせこの本、表紙から裏表紙まで、カバーやカバーの袖、見…

台湾の若者はあまりジーンズを履かないの?

昨日「中国語圏で中国語を話すと、みなさん自分の地元以外の人間だと決めつけてくる」という話を書きましたが、これは私が拙い中国語を口にしているからで、逆に何も話さないでいるとこれはもう間違いなく「日本人」だと認識されます。qianchong.hatenablog.…

「ニセ華人」の怪しい中国語

中国語は巨大なために、地域によって実に多種多様な側面を持っている言語です。いわゆる「標準語」と呼ばれる北京語(普通話/國語/台灣華語)ひとつとっても、様々な語彙、発音、統語法の細部に地方ごとの特色があります。こういう差異って、地域ナショナ…

冷房対策のはおりものがほしい

梅雨ももうすぐ明けようかというこの時期、仕事場ではもうエアコンがガンガンかかっています。私は冷房にそれほど弱くはないのですが、それでもちょっと身体にこたえることがあるので、何か「はおりもの」がほしいなと思いました。レディス・ファッションは…

ほんとうに「受動喫煙対策を強化されると客が減る」のかな

昨日の衆議院厚生労働委員会で、受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案の審議中、参考人として発言していた日本肺がん患者連絡会代表の長谷川一男氏に自民党の穴見陽一衆院議員が「いいかげんにしろ」とやじを飛ばした問題。動画サイトで当該委員会の映像…

サラダチキンを自分でつくる

「筋トレ本」の著者Testosterone氏が最上の蛋白質補給源としてお勧めされていた「サラダチキン」、近所のスーパーで買ってみようと思ったのですが、結構いろいろな添加物が入っているんですね。一点だけ「無添加」というか、「国産鶏むね肉使用、化学調味料…

食べ方を「可視化」したらとても新鮮でした

またまた大変失礼ながら、以前だったら絶対に手に取らないタイプの本でした。タイトル、装幀、イラスト、ぱらぱらっとめくってみたときの内容、特にやたら大きな活字(12ポイントくらいあります)の本文も含めて、ぜ〜んぶ。 筋トレビジネスエリートがやって…

ふたたび「煙のゆくえ」について

タバコを巡るアンソロジー『もうすぐ絶滅するという煙草について』を読みました。 もうすぐ絶滅するという煙草についてちょっと〜、「タバコごとき」にウンベルト・エーコ様の書名を援用しないでほしいんですけど、写真を「ぐぐって」みると分かるように、当…

ホワイトアスパラの炊き込みご飯

もうすぐ旬も終わっちゃいますが、この時期ヘビロテで作って全然飽きない「ホワイトアスパラ」の炊き込みご飯をご紹介します。ネットで色々なレシピが出ていますが、私はほんの少々和風にして「白だし」を隠し味程度に入れました。醤油系の味とバターはとて…

お能の稽古における一見相反するような指示

昨日は能の温習会の「申し合わせ」でした。「申し合わせ」については、the能.comの「能楽用語辞典」に簡にして要を得た解説が載っています。 能・狂言の「リハーサル」のこと。通常、上演当日の数日前に諸役が集まり、当日と同様の流れで行われる。面や装束…

Twitterで起こる「発酵」

もう何年もTwitterを利用しています。理由のひとつは新聞やテレビや雑誌などとはまた違う種類の話題が頻繁に(あるいはそれらのメディアよりはるかに早く)飛び込んでくるのが面白いからです。また140字という字数制限の中で文章を書くことが自分の考えをま…

お能の温習会

趣味でお稽古をしている「お能」ですが、今年も年に一度の温習会(発表会)が迫ってきました。年に一度ですからそれなりに気合いも入ってはいるのですが、なにせ仕事や家事に追われる毎日で、ろくに自宅で稽古もできません。まあ時間があったってそんなに大…

筋トレが最強のソリューションである

大変失礼ながら、以前だったら絶対に手に取らないタイプの本でした。タイトル、装幀、イラスト、ぱらぱらっとめくってみたときの内容、ぜ〜んぶ。 筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法 超 筋トレが最強のソリューショ…