インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

くらし

イベント参加者の不思議な行動

勤めているいくつかの学校では、受験希望者のための説明会や体験レッスンや公開セミナーのようなイベントによくかり出されます。生まれついての大声と「香具師みたい」と評される話し方がみなさまの印象に残る私の特徴のようで、どこの学校でも「こいつに客…

『82年生まれ、キム・ジヨン』が問いかけるもの

東京医科大学の入試不正、とりわけ女性や浪人生への差別的な扱いがほかの大学でも行われていたのではないかという疑惑が広がっていますが、昨日は順天堂大学が謝罪会見を行っていました。www.nikkei.com「入学時点では女子の方がコミュニケーション能力が高…

ネットでピアノを学ぶ

『ゴルトベルク変奏曲』のアリアを死ぬまでに弾けたらいいなと思って、ピアノの先生を探しているのですが、なかなか「ご縁」に恵まれません。最初に、うちの近所でやってらっしゃる個人の先生宅に体験レッスンを申し込んで行ってきたんですけど、先生は何だ…

総合週刊誌の広告に眩暈を覚える

今朝の新聞を読んでいたら、紙面の下三分の一ほどを占めるスペースに『週刊ポスト』と『週刊現代』の広告が載せられていて、眩暈を覚えました。縦横に交錯する大量の見出し文字に眩暈を覚えたというより(まあ、それもありますが)、その見出しの内容に、そ…

だから私は恐がられる

昨日「なまはげ」や「パーントゥ」のような、人々から恐がられる異形の神々のことを書いたんですけど、かくいう私も昔から人に異様に恐がられます。もともと面相が「強面(こわもて)」で「厳つい(いかつい)」ということもあるのでしょう。歳を取った最近…

異形の神たちにひかれる

Charles Frégerという方の『Wilder Mann』という写真集がありまして、これはヨーロッパ各地の祭りに伝わる「異形」の仮装姿を集めたものなんですが、その土俗的な意匠の美しさに思わず引き込まれます。 WILDER MANN (ワイルドマン)こちらにはCharles Fréger…

おいしいプロテインをさがして

ジムに通い出してから、筋トレのあとにプロテインを飲むようになりました。ジムで100円出すと、トレーナーさんがシェーカーで作ってくれるのです。ずいぶん昔にもジムに通っていた頃があって、その頃にもプロテインを飲んでいたのですが、当時はプロテインっ…

チョップドサラダ

先日の夜八時半頃、トレーニングの帰りに何やら怪しげなお店の前を通りかかりました。 https://www.crisp.co.jp/飲食店みたいですけど、かなり無機質な空間。表にあった小さな立て看板によると、サラダのみを作って販売しているお店のようです。うちでは私が…

この国で働きたいと思ってくださる方々のために

つとめている専門学校では、早くも来年度4月入学生の入学試験が始まっておりまして、私も面接担当などで時々受験生のみなさんとお目にかかることになります。受験されるのは日本語能力検定試験でいえば二級レベル前後のみなさん。日本語での意思疎通は基本…

ピアノを買う

先日、調べもので厚生労働省が発表している「簡易生命表」を読む機会がありました。簡易生命表というのは現時点での状況が今後変化しないと仮定した上で「各年齢の者が1年以内に死亡する確率や平均してあと何年生きられるかという期待値などを死亡率や平均…

自分で動かないと変わらない

私はいまだに毎朝「紙の新聞」を読んでいるんですけど、大手全国紙に載る広告はどこも高齢者向けのものが多いですね。日経だけはさすがに企業のイメージ広告やビジネスマンが興味ありそうな服や靴、不動産なんかの広告、あとこの時期だとお歳暮関係なども載…

星条旗迎風飄揚

先日、通訳訓練のクラスで使った教材に、数字の単位である“萬億”が出てきました。「億が一万個」ということですから「兆(ちょう)」ですね。こうした単位は訳しまちがえると「致命的」なので特に注意が必要なのですが、中国出身の方々はすんなり訳せた一方…

異文化や異民族に対するリテラシー

政府が前のめりになっている外国人労働者受け入れの拡大政策について、作家の室井佑月氏が『週刊朝日』に寄稿されています。dot.asahi.com 差別がいかに恥ずかしいかという教育がなされないまま外国人労働者を呼んでしまうことは、この国の逆広報にならない…

「英会話時代」という狂奔を前にして

見逃していた『クローズアップ現代+』の「どう乗り切る?英会話時代」を、NHKオンデマンドで見ました。www.nhk-ondemand.jp外国人観光客や労働者の急増を見据えて、社会の各層で英会話熱が盛んになっているという話題。メイドカフェや外食チェーン、観光タ…

眠るのにも体力が要る

昨晩もトレーニングに行きましたら、ベンチプレスの休憩中、トレーナーさんにこんなことを言われました。 これだけハードにトレーニングをした日は、ぐっすり眠れるんじゃないですか? はい、それはもうぐっすり……と申し上げたいところなんですけど、この歳…

弓と禅

T.H.カーハート氏の『パリ左岸のピアノ工房』で、「わたし」がピアノの先生であるアンナから一冊の本をもらう場面があります。 ある日、ベヒシュタインの譜面台にひろげた楽譜を集めていると、アンナがわたしにちょっとした贈り物があると言った。音楽に対す…

パリ左岸のピアノ工房

小学生の頃、ピアノを習っていました。関西地方にかつてよく見られた棟割長屋のような「文化住宅」の一室が教室で、先生はその部屋でピアノだけでなくなぜか書道(毛筆と硬筆)も教えている、かなり年配のご婦人でした。練習の順番を待つ部屋にはマンガ雑誌…

キャッシュレス化をとっとと進めてほしい

一昨日の東京新聞朝刊、電子マネーで給与支払いができるようにする規制緩和は、外国人労働者の受け入れがその背景にあるのでは、という記事。なるほど。でも「給料日にお金をおろそうと銀行で行列せずに済」む以外に利点が思い付かないというのは、ん~、ど…

微熱山丘のりんごケーキ

いつもトレーニングに通っているジムへ行く途中に、材木をまるでかぎ針編みのように組み合わせたような奇妙な外観の建物があります。外国から見えた建築ファンと思しき方々がよく写真を撮っているこの建物、台湾の“鳳梨酥(パイナップルケーキ)”で有名な「…

筋筋膜性腰痛について

久方ぶりで腰痛に襲われました。ジムでの体幹トレーニングや筋トレを始めてから、普段の生活での姿勢などに気をつけるようになってほとんど発症しなくなっていたのですが、来るときは来るのです。今回の原因ははっきりしています。それは留学生が文化祭で演…

酸菜我愛你

昨年辺りから学校の裏手に登場したお弁当屋さん、電気店みたいな外観が不思議ですけど、売られているお弁当はかなり“地道(本場っぽい)”な味で、お昼休みには華人留学生が殺到しています。[’’]華人留学生から、学校の裏手にすごい「お弁当屋台」が出現との…

「自己責任」をはき違えてはいけない

私は日常的に外国籍の方や留学生と話をする機会がありますが、そこでよく話題にあがる「日本の不思議なところ」のひとつに「公共交通機関における情報の過剰」があります。 街中に看板や張り紙や注意書きがあふれている。 電車やバスなどの車内アナウンスが…

健康じゃないと死ぬ

仕事のある日は昼食を食べず、一日二食にしてずいぶん経ちました。十年ほど前から、昼食を食べると夕方まで「膨満感」が続き、身体がだるくて重くて仕事に差し支えるほどになり、思い切って昼食を抜いてみたところ、非常に爽快だったのでいまに至っています…

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

本を探している時にたまたま目にして、ネコのイラストにひかれて思わず買い、Kindleで一気に読んじゃった一冊。独特の書名ですが、これはかつて筆者のJam氏が友人から受けた一言だそうです。人間関係に悩んで、いつまでもそれを引きずって悶々としていたら、…

脊柱側弯症が治っちゃった

先日、年に一度の健康診断がありまして、昨日その結果票が送られてきました。この結果票、企業のサラリーマンだった頃は、周りの同僚がまるで学期末の通信簿に一喜一憂する小中学生のごとく(今時のお子さんは違うかな)盛り上がるのが何とも奇妙で、冷やや…

スポーツにも語学にも「向き不向き」がある

先日、Twitterのタイムラインで拝見したこちらのツイート(リツイートのリンクをたどっていくと元となったツイートまで辿れます)。私もまったく同じです!学校で一番体育ができなかった子だったのに、今では毎日エクササイズしないと調子悪くなるくらい体を…

分別のある年寄りになりたい

能楽堂の客席は、正方形の舞台を左側から正面に向けて取り囲むようにL字型に配されており、正面側の席が値段もお高くなっています。先日は少々奮発して真正面の席を取っておいたのですが、前の席にとても大柄な男性が座り、舞台がほとんど見えませんでした〜…

「運動音痴」にこそ筋トレ

先日、いつも通っているジムでベンチプレスをやっていて、42.5kgを12回×3セット挙げることができました。周りでトレーニングしてらっしゃるアスリートの方々からすれば取るに足らないような重量ですが(そして、そもそも人と競うようなものでもないのですが…

周回遅れにもほどがある

先日、カナダのモントリオールで開催された女性外相会合に河野外務大臣が出席した件が話題になっていました。www.mofa.go.jp各国の女性外相が居並ぶ中、真ん中でたった一人の男性外相として記念撮影におさまった写真が取り上げられ、Twitter上で「炎上」した…

黒歴史がよみがえるので旧交は温めません

東京新聞朝刊で毎回楽しみにしながら読んでいる、伊藤比呂美氏の人生相談。今回は「人間関係の継続の仕方が分かりません」という40代女性からのお悩みでした。子供の成長に合わせて関わらざるを得ない親同士のグループで、どうおつきあいしていけばいいか………