インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

くらし

ふたたびあの「薄いビニール袋」について

スーパーのレジで「袋、要りません」と告げても、肉や魚や野菜をひとつひとつ薄いビニール袋に入れてくれちゃう。アレをどうやって避ければいいか……という話を以前書いたことがあります。qianchong.hatenablog.comそしたら、先日職場で偶然レジ袋や「マイバ…

ふたたび「外食の味が濃すぎてつらい」

ふだん仕事に出ている時のお昼ごはん、以前はたいてい簡単なお弁当を作っていましたが、最近は少々忙しくて職場付近の外食で済ませることも多いです。……が、以前にも書いたように、東京の外食はおしなべて味が濃く、塩辛くて、本当につらい。それで近くにあ…

「いいね」をしない+表示させない

カル・ニューポート氏の『デジタル・ミニマリスト』を読んで、すぐに実践してみたスマホによる「ながら」をやめること。これはほぼ完全に習慣づけることができました。「ほぼ」というのは、時折夕飯の献立の参考にするためにChromeで検索することがあるから…

いとしの水蓮菜

仕事帰りにいつものスーパーへ立ち寄ったら、台湾の水蓮菜が売られていてびっくりしました。水蓮菜は細長い緑色の茎だけが5、60センチから1メートルほどにもなる珍しい野菜で、台湾に住んでいた頃は、そのシャキシャキとした独特の食感が大好きで、三日と…

「音の公害」を減らしてほしい

歳を取ったせいか、人の多い場所が極端に苦手になりました。それでも東京に住んで、毎日通勤電車で都心まで出かけているんですからまだ「耐性」みたいなものは残っていると思いますが、年々それが目減りしているのを感じます。旅行なども、とにかく人が集ま…

加熱式たばこの「ステルス性」について

一昨日の東京新聞朝刊に、こんな広告が載っていました。新聞紙面1ページの1/3を占める、加熱式たばこ「glo(グロー)」の広告です。こうした加熱式たばこ、最近は往来でもよく見かけるようになりました。私はたばこの煙や匂いが大嫌いなために却って感覚…

能の謡を覚える

職場の学校での文化祭が終わって、後片付けも完了しました。一般教室を使って舞台を設営しているので、片付けが終わってしまうとまた元の見慣れた教室風景が戻ってきます。さっきまで照明が当たり、効果音が流れ、熱演が繰り広げられていたのに、なんだか夢…

すてきな朝食屋さんの必要

「日本の朝にはカフェがない」。同僚の英国人講師から聞いた話です。彼は日本人のお連れ合いと一緒にゲストハウスを経営していて、海外からの観光客を受け入れているのですが、お客さんから一様にこう言われるそうです。日本に朝食を食べに行けるカフェがな…

スマホの「ながら」を自分本位に取り戻す

先日読んだ、カル・ニューポート氏の『デジタル・ミニマリスト』。「注意経済(アテンション・エコノミー)」に身も心も乗っ取られてしまわないための提言がいくつもなされているのですが、まずすぐに実践して効果があったのは、スマホによる「ながら」をや…

「つれあいにモノ申す」が気持ち悪い

東京新聞の朝刊に、週に一回掲載されている「つれあいにモノ申す」というコーナーがあるんですけどね(過去の掲載分はこちらから)。読者が「長年連れ添った夫や妻への注文」を投稿するコーナーなのですが、ほとんどは妻から夫への不平不満や愚痴で、読んで…

デジタル・ミニマリスト

線を引く、付箋を貼る、ページの端を折る……本を読んでいるときに何か心に響くものを感じて、こうしたことをやっている方は多いと思います。あるいは読みながら考えたことをメモ帳に書いておくとか。ところが年に何度か、そうした行為が追いつかなくなるほど…

受刑者に本を差し入れる「ほんにかえるプロジェクト」

昨日の東京新聞朝刊、特報欄に掲載されていた「ほんにかえるプロジェクト」の記事には様々なことを考えさせられました。中国生まれで、十四歳の時に日本へ移住した汪楠氏が始めた、全国の受刑者に無償で本を差し入れるという活動です。汪楠氏自身もかつて犯…

モノに「ご縁」を感じる

ジムでのトレーニングを終えて都心の裏通りを歩いていたら、小さな小さなギャラリーの前を通りかかりました。これまでにも何度も通っていて、いつも陶芸や絵画などの個展が開かれているのは知っていましたが、入ってみたことは一度もありませんでした。とこ…

肥満とBMI

ビジネスパーソンの年中行事、健康診断の結果表を受け取って一喜一憂したり、同僚の結果表と比べて「お前ヤバいんじゃないの」「なんでアンタに見せなきゃなんないのよ」「さあ今日から思う存分飲んで食べるぞ」などと大騒ぎしたりの季節が今年もやってまい…

「雨上がり虹かかる」に意味を見出す人々

宮沢賢治氏の『春と修羅』に「報告」というたった二行の短い詩があります。私はこの詩を安野光雅氏の画集で知ったのですが、こんな不思議な作品です。 さつき火事だとさわぎましたのは虹でございました もう一時間もつづいてりんと張つて居ります (青空文庫…

ジムやサウナに見る「がさつ」

「がさつ」という言葉がありますね。言葉や行動や動作が下品で荒っぽいことを形容する言葉で、ネットで検索してみたら「粗末」とか「粗野」という漢字を当てている文章もありましたが、語源辞典には動詞の「がさつく」が形容動詞化した言葉ではないか、とあ…

「犠牲」を美化しないでほしい

東京新聞の一面に毎朝載っている「筆洗」というコラムがあります。朝日新聞の「天声人語」や日本経済新聞の「春秋」と同じような、論説委員の持ち回りによるコラムですが、昨日の「筆洗」はラグビーワールドカップの日本代表チーム敗退を受けての内容でした…

「能楽研修生ゼロ」の衝撃

先日、能楽はきわめて「現場性」を重んじる芸術形式なのではないか、だからその制約もあって観客動員が難しく、ひいては「ファン」の獲得も容易ではない……といった話を書いたのですが、昨日の東京新聞にはこんな記事が載っていました。国立能楽堂が行ってい…

二年前、あのまま行ってたら死んでた。

言霊(ことだま)ってこともあるんだから、あんまり言わないでよ、と周囲にはたしなめられるのですが、毎日がしんどくてしんどくて、といっても精神的にではなく肉体的に不調が続いていた二年前、あのまま一念発起して「身体を動かそう!」と思わなければ、…

能楽の「現場性」について

娯楽のジャンルが多岐にわたる現代。それも家から一歩も出なくたってネットで何でも済ませられるこの時代に、わざわざ数少ない能楽堂に足を運び、そこそこなお値段のチケットを買って、三時間も四時間もそこに座り、必ずしもすべてが理解できるわけではない…

夜中にトイレを探している

尾籠なお話で申し訳ないのですが、就寝中にトイレへ行くことが時々あります。若い頃にもありましたけど、歳を取って明らかに頻度が高まっている感じ。なるほど、いまや中高年のみが主な読者になったと思しき新聞の広告に「ノコギリヤシ」など頻尿対策の薬や…

腰痛の本当の原因がわかってきた

若い頃からたびたび腰痛に悩まされてきました。いわゆる「ぎっくり腰」みたいな重い症状になったことが数回。そこまで重くなくても、何かのはずみで腰に痛みが走るとか、痛くはないけれども何となく腰が張っていて不快感があるなどはかなり頻繁に起こります…

チヂミ大好き

韓国料理でポピュラーな「チヂミ」は雨の日に焼くのがいいんだそうですね。同僚の韓国人がそう教えてくれました。なんでも、チヂミを焼いている「ジジジ……」という音が雨音に似ているからなんだとか*1。雨の日はゆっくりチヂミでも焼いて、マッコリをちびち…

「スクラムユニゾン」に対する若干の違和感

先日、夕飯の支度をしながらテレビをつけていたら、ニュース番組で「スクラムユニゾン(Scrum Unison)」という活動が紹介されていました。現在日本で開催中のラグビー・ワールドカップの試合前に、対戦相手国の国歌を一緒に歌うという「おもてなし」の一環…

チェリートマトとドライトマト

先日スーパーで、こんなトマトソースを見つけました。チェリートマト(ミニトマト)で作られたトマトソースです。 ec-regalo.com 最近は小粒で糖度の高いトマトが流行っているのか、逆に大きくて薄味(?)というか青臭さの残る昔ながらのトマトが影を潜めて…

ありのままの姿見せるのよ

先日、東京メトロ千代田線の電車に乗っていたら、こんな車内広告を見かけました。体脂肪を減らせると謳ったサプリメントの広告です。体重計は、つま先からそっと乗る。 理由をつけては、検針日を先送り。 今年こそは! と毎年誓ってばかりの私。 健康診断前…

再び「世界ふれあい街歩き」の過剰について

6年ほど前にも書いたことがあるのですが、大好きな番組だけにもう一度申し上げたいと思います。NHKで放映されている『世界ふれあい街歩き』の「過剰」についてです。 世界ふれあい街歩き - NHKご承知の通りこの番組は、世界中の様々な街の、観光名所だけで…

電子マネー合戦の勝敗はもう決しているんじゃないか

ふだんからあまりコンビニエンスストアは利用しないのですが、先日都内某所のセブンイレブンに立ち寄ったら、こんな「のぼり」に気がつきました。セブンイレブンで、スマホ決済サービスの「LINE Pay」と「PayPay」が使えますよ、というお知らせです。へええ…

脱いだらすごいんです

「不定愁訴(ふていしゅうそ)」という、文字面のインパクトが半端ではない言葉があります。特にこれといった病気ではない(らしい)ものの「なんとなくしんどい、体の調子が悪い」という状態のことです。いちばん有名なのはいわゆる「更年期障害」だと思い…

料理に合わせるノンアルコールの飲み物・その3

歳を取ってあまりお酒が飲めなくなったので、食事の際に飲めるノンアルコールドリンクをあれこれ探している……というお話の続きです。qianchong.hatenablog.com qianchong.hatenablog.comこれまで、スーパーなどで見かけるノンアルコールのビールはほぼ全種類…