インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

うた

母音の発声について

先日、謡のお稽古をしている際、師匠から「音程が上がったときの母音、特に『あ』の段が汚くなるので気をつけてください」と言われました。「以前よりもずいぶんきれいになりましたが、もう少し『引いて』丁寧に。でも声を小さくするわけではないですよ」と…

しまじまの旅 たびたびの旅 82 ……たこ焼きとカンテ・グランデ

子供の頃と浪人生時代に住んでいた大阪には、思い出の場所がたくさんあります。まずはたこ焼きの「うまい屋」さん。天神橋筋の商店街にあるこのお店は、いたって庶民的なたこ焼き(+夏にはかき氷なども)屋さん。ここも「自由軒」同様、たこ焼きをつまみに…

『七里香』を紹介したテレビ番組に対する違和感

Twitterのタイムラインで、こんなツイートに接しました。中国 サンマが大ブーム 火付け役は中国の"フクヤマ"#しゅうけつりん#ジェイチョウ#周杰倫#七里香 #台湾#秋刀魚 #モーニングショー #テレ朝 pic.twitter.com/7D2LB5RbMo— Kumi (@tokyohongkong) 2018年…

「HINOMARU」の文語調について

先日来、RADWIMPSの新曲「HINOMARU」を巡って、ネット上には様々な情報が飛び交っています。私はその歌詞を一読して「なんだこれ?」と思った以上の感情は湧かなかったのですが、右や左の旦那様、じゃなかった皆々様の中にはことさらに神経を刺激された方も…

小学二年生に圧倒されました

先日のお能の「温習会」、番組の一番最初は男性参加者による連吟「猩々」でした。お師匠がFacebookに写真を投稿されていましたが、ずらっと並んだ紋服姿のおじさんたちの前に、かわいい少年が一人座っているのがお分かりでしょうか。 この少年は小学校二年生…

お能の稽古における一見相反するような指示

昨日は能の温習会の「申し合わせ」でした。「申し合わせ」については、the能.comの「能楽用語辞典」に簡にして要を得た解説が載っています。 能・狂言の「リハーサル」のこと。通常、上演当日の数日前に諸役が集まり、当日と同様の流れで行われる。面や装束…

お能の温習会

趣味でお稽古をしている「お能」ですが、今年も年に一度の温習会(発表会)が迫ってきました。年に一度ですからそれなりに気合いも入ってはいるのですが、なにせ仕事や家事に追われる毎日で、ろくに自宅で稽古もできません。まあ時間があったってそんなに大…

能楽の「素人会」プログラムをご紹介します

能楽堂に行くと、ロビーなどに様々な能や狂言などの公演のチラシとともに、「〇〇会」などと書かれた薄い小冊子状のものが置かれていることがあります。これは能楽のお稽古をしている一般の方々が定期的に行う発表会・温習会、あるいは「素人会(しろうとか…

謡本から五線譜への「翻訳」

六月の温習会で舞囃子「清経」の地謡に入ることになっているので、目下、謡を鋭意暗記中です。昨晩のお稽古では、お弟子さんのお一人から「謡本を五線譜にしてみました」と、こんなものを頂きました。おお、謡曲がなんだかドイツリート(歌曲)みたいな雰囲…

築地本願寺の合同墓を見学してきた

昨年、学校の通訳訓練でたまたま使った「築地本願寺」のニュース。youtu.be新設された築地本願寺カフェの「18品の朝ご飯」やブックセンターも気になりましたが、個人的にいちばん興味があったのは「合同墓」です。昨年亡くなったお義父さんですが、葬儀のす…

中壮年に至ってキャリアを捨てるすごさ

何週間か前、大江千里氏のこの記事を読みました。toyokeizai.net大江氏といえば、私たちの世代にはその高いキーの歌声でお馴染みの深いポップ・ミュージックのアーティスト。その氏がそれまでのキャリアを捨ててジャズに転向したことは知っていましたが、そ…

いまさらながらエド・シーラン

仕事や旅行で台湾に滞在しているとき、ホテルではいつもテレビをつけています。日本ではNHKやBSの興味ある番組だけ見て、民放、特に地上波のそれはほとんど見ないのですが、海外に行けば別。ナチュラルスピードの外語の音に慣れるために、ずっとつけっぱなし…

塩津哲生師の神舞

先日見に行ってきた「若者能」の番組(プログラム)でもう一つ、どう言語化してよいかわからず、エントリに載せなかったものがあります。塩津哲生師の舞囃子『高砂』です。だって「すごい」としか言えないんだもの。「すごいものはすごい」のだから「すごい…

能とバッハとロックンロール

朝、細君を駅へ送った帰りに、車の中でInterFMの“Barakan Morning”を聴いていたら、珍しくバッハがかかっていました。番組のウェブサイトによると、"BWV 1067, MENUET ー BADINERIE" AURèLE NICOLET & KARL RICHTER & MUNICH BACH ORCHESTRA です。ネットで…

空耳

たった今知ったんですけど、GreeeeNの「キセキ」で…… 太陽に沿って歩いて/永久の愛を形にして/いつまでもきみの横で笑っていたくて という部分がありますが、「太陽に沿って歩いて」じゃなくて「二人寄り添って歩いて」なんだとか!? そう言われてみれば、…

1957年のグールド

FACTA onlineの『編集長ブログ』から。即購入。 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番&シベリウス:交響曲第5番アーティスト: カラヤン(ヘルベルト・フォン)グールド(グレン),シベリウス,ベートーヴェン,カラヤン(ヘルベルト・フォン),グールド(グレン),ベルリン…

Let's start from here

バラエティ番組の字幕を訳していたら、とあるコーナーでこの人の歌を紹介しているのにぶつかった。王若琳(ジョアンナ・ワン)。台湾生まれでアメリカ育ちだそうだ。 こちらは中文版。 曲を聴きながら、へええ、ノラ・ジョーンズみたいと思っていたら、果た…

五月天 2007”離開地球表面 JUMP”世界巡回演唱會

お台場のZepp Tokyo。初めて五月天のライブを聴いた。すごくよかった。いや、以前はライブなんて人混みにもまれるし、得てしてアルバムほどの感動は得られないし──という偏見があったのだが、やっぱり聴きに行く価値はあるんだなと素直に思いました、はい。 …

呼吸する音楽

『考える人』の夏号に載っている、アンナー・ビルスマへのロング・インタビューがすばらしい。ビルスマは弦楽器の弓使いを「呼吸」だと言う。アップボウ(弓先→弓元)で吸い、ダウンボウ(弓元→弓先)で吐くのだそうだ。演奏者としての呼吸もあるのだろうけ…

學友光年世界巡回演唱会

“歌神”こと張學友(ジャッキー・チュン)のコンサート。以前の同僚がチケットを手配してくれて、真ん中の前から十列目あたりというステージにすごく近い位置で見ることができた。ステージにこれほど近い席は初めてだ。 さすがは張學友、観客の年齢層が幅広い…

橋段

通訳教材用のインタビュー音声をディクテーションしていたら、“橋段”という言葉が出てきた。ドラマなどの“劇情”や“情節”(ストーリー)、あるいは「場面」くらいの意味だ。“段”というくらいだから、たぶん京劇あたりから出てきた言葉だろうと思って調べてみ…

黒烏龍茶の歌

電車に乗っていたら、中吊り広告にサントリー『黒烏龍茶の歌』の中国語歌詞がでかでかと。 是因為“鄢烏龍”改變了我 讓我們 品嘗著 油的香濃 沒戀愛 沒有油 人生不敢想 那豈不是太無味 ……だって。わはは。“鄢烏龍”の“鄢”は日本語で「くろ」と発音するのがポイ…

N響の吹奏楽

「N響アワー」で吹奏楽をやっていた。N響が吹奏楽の楽曲を演奏するのは80年の歴史で初めてだそうだ。しかも曲目がアルフレッド・リードの『アルメニアンダンス・パートⅠ』。懐かしすぎて、ユーフォニウムの音がきれいで涙が出た。

唱得很搞怪

近々友人数名とマイク103にカラオケを歌いに行く予定。今回友人から指定された課題曲は周杰倫(ジェイ・チョウ)の『屋頂』、それと自分で自分に指定した課題曲に同じく周杰倫の『鬥牛』、いずれも密かに練習中。 『屋頂』は周杰倫が温嵐(ランディー)に提…

There Must Be An Angel

日産の「シルフィ」だったかな、コマーシャルで“There Must Be An Angel”をジャズ風にアレンジしたものが流れていたが、最近タンゴ風のアレンジに変わった。この曲、懐かしいなあ。 ビー・ユアセルフ・トゥナイト~スペシャル・エディション SHIFT second-NIS…

復活のシンフォニア

吹奏楽をやっていた人にはお馴染みの作曲家・ネリベルの作品集。 『二つの交響的断章』という曲が収められていて、これはもう聴いていてワクワクし通し。1960年代の作曲だそうだが、このスペクタクルな雰囲気は当時の時代背景が影響しているのだろうか。今で…

あああっ!

ミクシィに「青じそドレッシングのCM曲は、周杰倫の『麥芽糖』?」という話題が載っていて、ああそういえば、と思う。 うろ覚えだが、リケンのCMで『麥芽糖』のイントロのようなメロディが流れていたような気がする。リケンのHPではまだこのCMが公開されてい…

王力宏蓋世英雄日本演唱會

渋谷・NHKホール。会場前でid:michiyonさんとid:marikさんにお会いした。 この王力宏(ワン・リーホン)という人、昔は単なるルックスのいいアイドルだな〜という程度の認識しかなく(大変失礼しました〜)、それほど興味をもっていなかった。ところがデビュ…

七里香のカバー

今日調べものをしていて偶然知ったのだけれど、大陸のアイドル・張含韻(クリスティ・チャン)が周杰倫(ジェイ・チョウ)の『七里香』をカバーしてんのね。へえ。アレンジはオリジナルと全く同じ。でも女声に合わせて若干キーが高く、物憂げな歌い方。新鮮…

華流Festa2006

台湾の芸能人五名が来日して開催された歌&トークのイベント。お台場ZeppTokyo。いま字幕翻訳をやっているクライアントさんからご招待頂いたので、一緒に仕事をしている翻訳者と見に行ってきた。 最初に登場した楊丞琳(レイニー・ヤン)は歌もうまいし日本…