インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

フィンランド語 50 …格変化の練習・その4(複数分格)

複数分格を学びました。先生によると、この複数分格はとてもよく使われるということで大事な格だそうです。その前に、どんな時に複数分格が使われるのか、これまでに学んだ文型を復習しながら確認しました。●「A olla B(AはBである)」の文(第一文型)① Ki…

フィンランド語 49 …格変化の練習・その3(複数形の格変化)

複数形は、語幹と語尾の間に i を足すのですが、この時に i の前にある母音との間で「母音交替」という現象が起きます。母音交替については、過去形や複数形を学んだ時に出てきました。qianchong.hatenablog.comこの母音交替については、先生から交替のパタ…

ふたたびあの「薄いビニール袋」について

スーパーのレジで「袋、要りません」と告げても、肉や魚や野菜をひとつひとつ薄いビニール袋に入れてくれちゃう。アレをどうやって避ければいいか……という話を以前書いたことがあります。qianchong.hatenablog.comそしたら、先日職場で偶然レジ袋や「マイバ…

自分の持ち場に対する矜持のようなもの

私の職場は都心のターミナル駅にほど近い街なかにあって、系列の大学や大学院、専門学校などが集まったビル群のようなキャンパスになっています。本館のメインエントランスに守衛さんがいて、すべての部署や研究室の鍵を管理しており、毎朝そこへ行って職員…

ふたたび「外食の味が濃すぎてつらい」

ふだん仕事に出ている時のお昼ごはん、以前はたいてい簡単なお弁当を作っていましたが、最近は少々忙しくて職場付近の外食で済ませることも多いです。……が、以前にも書いたように、東京の外食はおしなべて味が濃く、塩辛くて、本当につらい。それで近くにあ…

留学生のカンニングに対して

留学生の通訳クラスでは、学期の間に何度か「単元テスト(小テスト)」を行います。テストといっても、通訳している音声を録音して仕事に耐えうるレベルかどうかを判定するだけで、しかもその内容は事前に授業で一度訳したものです。実際の現場における通訳…

「いいね」をしない+表示させない

カル・ニューポート氏の『デジタル・ミニマリスト』を読んで、すぐに実践してみたスマホによる「ながら」をやめること。これはほぼ完全に習慣づけることができました。「ほぼ」というのは、時折夕飯の献立の参考にするためにChromeで検索することがあるから…

フィンランド語 48 …格変化の練習・その2

格変化の練習の続きです。「その1」で単語の語幹を求められるようになったので、それをもとにそれぞれの格に変化させていきます。格は、これまで習ったものだけでも単数12個・複数12個の、合計24個もあるのですが、そのうちの多くは機械的に作ることができ…

いとしの水蓮菜

仕事帰りにいつものスーパーへ立ち寄ったら、台湾の水蓮菜が売られていてびっくりしました。水蓮菜は細長い緑色の茎だけが5、60センチから1メートルほどにもなる珍しい野菜で、台湾に住んでいた頃は、そのシャキシャキとした独特の食感が大好きで、三日と…

フィンランド語 47 …格変化の練習・その1

以前、動詞の活用(時制の変化)についてワークシートを作りまして、その練習は今でも継続しているのですが、フィンランド語はこれ以外にも名詞、代名詞、形容詞などが格変化を起こします。というわけで、その練習が加わりました。 格変化について フィンラ…

「音の公害」を減らしてほしい

歳を取ったせいか、人の多い場所が極端に苦手になりました。それでも東京に住んで、毎日通勤電車で都心まで出かけているんですからまだ「耐性」みたいなものは残っていると思いますが、年々それが目減りしているのを感じます。旅行なども、とにかく人が集ま…

加熱式たばこの「ステルス性」について

一昨日の東京新聞朝刊に、こんな広告が載っていました。新聞紙面1ページの1/3を占める、加熱式たばこ「glo(グロー)」の広告です。こうした加熱式たばこ、最近は往来でもよく見かけるようになりました。私はたばこの煙や匂いが大嫌いなために却って感覚…

能の謡を覚える

職場の学校での文化祭が終わって、後片付けも完了しました。一般教室を使って舞台を設営しているので、片付けが終わってしまうとまた元の見慣れた教室風景が戻ってきます。さっきまで照明が当たり、効果音が流れ、熱演が繰り広げられていたのに、なんだか夢…

すてきな朝食屋さんの必要

「日本の朝にはカフェがない」。同僚の英国人講師から聞いた話です。彼は日本人のお連れ合いと一緒にゲストハウスを経営していて、海外からの観光客を受け入れているのですが、お客さんから一様にこう言われるそうです。日本に朝食を食べに行けるカフェがな…

スマホの「ながら」を自分本位に取り戻す

先日読んだ、カル・ニューポート氏の『デジタル・ミニマリスト』。「注意経済(アテンション・エコノミー)」に身も心も乗っ取られてしまわないための提言がいくつもなされているのですが、まずすぐに実践して効果があったのは、スマホによる「ながら」をや…

今はまだ本気出してないだけ

世界各地から集まった留学生が文化祭で披露する日本語劇、いよいよ本番の日を迎えました。ここ数日は舞台の設営やリハーサルを行ってきたのですが、ここに来てようやく、なんとか形になってきました。本番直前なのに「なんとか」というのも情けない話なので…

「つれあいにモノ申す」が気持ち悪い

東京新聞の朝刊に、週に一回掲載されている「つれあいにモノ申す」というコーナーがあるんですけどね(過去の掲載分はこちらから)。読者が「長年連れ添った夫や妻への注文」を投稿するコーナーなのですが、ほとんどは妻から夫への不平不満や愚痴で、読んで…

デジタル・ミニマリスト

線を引く、付箋を貼る、ページの端を折る……本を読んでいるときに何か心に響くものを感じて、こうしたことをやっている方は多いと思います。あるいは読みながら考えたことをメモ帳に書いておくとか。ところが年に何度か、そうした行為が追いつかなくなるほど…

留学生による日本語劇

秋に入り、文化祭の季節がやってまいりました。私が奉職している学校のあるキャンパスでも、学生さんが様々なイベントを行います。このキャンパスは大学院・大学・専門学校の複合施設なのですが、私が担当している専門学校の、通訳や翻訳を中心に日本語を学…

「日本語モード」のその後

先日、中国語圏の留学生と、非中国語圏の留学生とで、日本語の(特に口語の)上達具合にかなり開きが出る、という話題を書いたのですが……。qianchong.hatenablog.comそのあと、華人留学生のクラスで通訳訓練を行った際に、あまりにも日本語への訳出がこなれ…

受刑者に本を差し入れる「ほんにかえるプロジェクト」

昨日の東京新聞朝刊、特報欄に掲載されていた「ほんにかえるプロジェクト」の記事には様々なことを考えさせられました。中国生まれで、十四歳の時に日本へ移住した汪楠氏が始めた、全国の受刑者に無償で本を差し入れるという活動です。汪楠氏自身もかつて犯…

華人留学生の頭がなかなか「日本語モード」にならない

職場で私が担当している学科には約80名ほどの留学生がおりまして、そのうちの半分が英語と日本語で、残りの半分が中国語と日本語で、通訳や翻訳やビジネスなどを学んでいます。「英日クラス」の留学生に英語の母語話者は少なく、大半が第二言語として英語を…

モノに「ご縁」を感じる

ジムでのトレーニングを終えて都心の裏通りを歩いていたら、小さな小さなギャラリーの前を通りかかりました。これまでにも何度も通っていて、いつも陶芸や絵画などの個展が開かれているのは知っていましたが、入ってみたことは一度もありませんでした。とこ…

肥満とBMI

ビジネスパーソンの年中行事、健康診断の結果表を受け取って一喜一憂したり、同僚の結果表と比べて「お前ヤバいんじゃないの」「なんでアンタに見せなきゃなんないのよ」「さあ今日から思う存分飲んで食べるぞ」などと大騒ぎしたりの季節が今年もやってまい…

「雨上がり虹かかる」に意味を見出す人々

宮沢賢治氏の『春と修羅』に「報告」というたった二行の短い詩があります。私はこの詩を安野光雅氏の画集で知ったのですが、こんな不思議な作品です。 さつき火事だとさわぎましたのは虹でございました もう一時間もつづいてりんと張つて居ります (青空文庫…

ジムやサウナに見る「がさつ」

「がさつ」という言葉がありますね。言葉や行動や動作が下品で荒っぽいことを形容する言葉で、ネットで検索してみたら「粗末」とか「粗野」という漢字を当てている文章もありましたが、語源辞典には動詞の「がさつく」が形容動詞化した言葉ではないか、とあ…

「犠牲」を美化しないでほしい

東京新聞の一面に毎朝載っている「筆洗」というコラムがあります。朝日新聞の「天声人語」や日本経済新聞の「春秋」と同じような、論説委員の持ち回りによるコラムですが、昨日の「筆洗」はラグビーワールドカップの日本代表チーム敗退を受けての内容でした…

座り心地の良いバランスボール

バランスボールを買いました。職場で椅子のかわりに使うためです。腰痛が慢性化してきて、特に椅子に座ってデスクワークをしていると必ず「しくしく」してくるので、骨盤を立てるクッションを買い求め、椅子の背もたれを取ってみました。それでも、どうして…

大声に頼らないで人を動かす

私は声が大きいです。もともと演劇訓練などをやっていて地声が大きいというのもあるんですけど、そこへアナウンス学校やボイストレーニングなんかに通って「通る声」を訓練した結果、出そうと思えばどでかい会議室や教室じゅうに「ビリビリ」と響き渡るほど…

語学は確かに役には立つけれど

現在、複数の仕事を掛け持ちしていますが、メインで働いている職場は東京都心のターミナル駅から歩いて10分ほどのところにあります。その道の途中にとあるオフィスビルがあって、その前を通るときはいつもビルの8階か9階あたりを見上げてしまいます。以前…